1940-50's ★HERMAN★ Leather Tanker Boots

1940〜50年代頃に米軍の戦車部隊の搭乗員用にHERMAN （ハーマン）社が納品していたタンカーブーツです。

万が一、敵からの攻撃を受け、戦車内で足が挟まり脱出ができなくなることを避けるため、ナイフでストラップのどこで切ってもスルッと脱げるよう、このワンストラップでぐるりと巻きつける構造が生まれました。
このデザイン性からデザイナーズブランドからサンプリングされていることも多いです。

個人的にはビンテージのこの年代ではHERMAN社製が男臭さいタフな質感＆フォルムで一番好きですが、Dehner社のものもシュッとしてて良いですね。

こういったビンテージのタンカーブーツは19年ほど前にも一度流行りそうになりましたが、その個体の少なさから爆発的な流行にはなりませんでした。
レッドウイングなどのエンジニアブーツに飽きた方はもちろんの事、ちょっとデザインが入ったかっこいいブーツをお探しの方、バイカーの方など、いかがでしょうか。

つま先はスチールキャップなし、インナーソールなどは基本的にレザーソールです。


今回の個体はサイズが【8-EE（28.0ｃｍ位のワイドワイズ）】です。
（アウトソール：30.5ｃｍ位 最大幅10.5〜11.0ｃｍ位）

このタンカーブーツは10インチオーバーの大きいサイズが多いため、今回の個体は個人的に履けるレベルの日本人サイズです。
レッドウイング社のブーツ7-1/2D（25.5cm位）ジャストの私には少し大きく、ニューバランスオリジナルのインソールを入れたら少し中でゆとりはありながらも普通に履けました。

私感ではございますが、レッドウイングを基準で大丈夫かと思いますが、普段【8】サイズの方。もしくはワイズの問題で【8-2/1】あたりのレッドウイングを履かれている方にちょうど良さそうです。


元々、市場でももうほとんど出回らないレアな製品ですが、この小さめのサイズはなかなか出ないので、サイズが合えば大変おすすめです。


艶感もすごく良いですが、基本的には大変良好なコンディションです。
オリジナルのセパレートソールの、特に踵の減りもあまり減っておらず、他にもダメージというダメージは見当たりません。（*画像をご参照ください）
メンテナンスもしっかり施されながら保管されていたもののようで、表面もまだしっとりしており、革も柔らかくしなやかな状態ですが、こういった古〜いヴィンテージブーツに理解のある方のみお買い上げください。


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