Early 1920's "Galvanized Steel " RURAL U.S. MAILBOX

かなりリアルな田舎の匂いのする1920年代初頭のアメリカ製メールボックスです。
手紙は【U.S. MAIL】の可動式のフラップを開いて入れるようになっており、ふたの部分は南京錠でロックできるように作られておりますので、セキュリティー面も万全です。

フラッグ部分は本を広げた様な形になっておりますが、元々は閉じた状態だったはずです。何かの意図で広げられたのだと思いますが、雰囲気が良いのでそのままにしてあります。

ボディは厚めの鉄製で、ジンク（亜鉛）メッキが施されているうえ、さらに手塗りのジンク塗装仕上げですのでサビずらいです。
非常に珍しいフラップ式のメールボックスなのですが、オリジナルの塗装のままというのもGoodですね。

ボディーの塗装を全て剥離すると、恐らく以前販売した >>こちらのメールボックス に近い雰囲気にもなりますので、現状に飽きてしまったり、設置環境が変わった場合などにイメージチェンジして遊んでみても良さそうですね。

開閉も大変良好です。リベットの摩耗やダメージも特に無く、画像のように非常に良いアンティーク・コンディションです。

フロントとバックには "浮き文字" のエンボスマークでアドバタイジングが入っております。
画像 "⇩" の箇所に製造された年号などがスタンプされております。年号がつぶれ気味で読み取れませんが、恐らく1924年と年号がスタンプされているのだと思います。


ベースは手作りの木製のベースで使用されていたようです。支柱部分はございませんのでD.I.Yという事で。。。
とにかくテキトーに作ると雰囲気がよろしいかと思います。ウエスタンレッドシダーの4×4(90×90mm)などが加工性・耐久性・外観を含めてお勧めです。あえて無塗装で使用し、紫外線で変色して枯れ感が出てきて、さらに...　ボロくなって傾いてくる位が丁度良いかと思います。

実際アメリカでは木製のベースがほとんどです。アメリカで使用されているメールボックスの画像を8枚ほど掲載しておきます。


■SIZE■
H:23cm（ふたの取手含まず）×W16.5cm×D:48cm
可動式のフラップ "口サイズ"　H:2cm×W11cm

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