PAT.1899-1902 "Cast Iron" U.S.MAIL BOX

PAT.1899-1902 "Cast Iron" U.S.MAIL BOX

販売価格: 187,500(税込)

在庫数 1点

商品詳細

1900年代のキャストアイアン&スチール製 壁付けメールボックスです。
>> このメーカーの製品 自体が珍しいのですが、今回のものは中でも特に珍しいポーチなどに設置する壁付けタイプで、"THE・レア中のレアな商品" となります。この度ついに4度目の入荷と相成りました。
しかも、(作動性に少しクセはあるものの)オリジナルのフラッグ付きで、ほぼ奇跡的な状態です。

本体は3点留めで壁付け出来ます。本体の下部にはバネ式のアームが2本ありますが、本来は繋がったアームだったようです。ちょうど一文字のバーが折れて欠落しておりますが、現状でも新聞などはは画像の通り問題なく挟まります。

また、内部の郵便物の取り出しの際はアイアンの扉を開くと同時に、郵便物全てが前に倒れて取り出しやすいように本体下部に "坂" が設けられております。


扉や、そのフレームを含めたフロントパーツは全てキャストアイアン(鋳鉄)です。
元々はアイアン製&スチール製含め全てのパーツがゴールドのメッキ仕上げ(?)だったようですが、見ての通りブラックをハンドペイントで塗られて使用されたようで、この重厚感です。アンティーク物でないと絶対に出せないですね。
中途半端にクリーニングするとかっこ悪くなる為、あえて "手撫でクリーニング" でとどめておきました。出来ればこのままの雰囲気でインストールしてみて下さい。

扉にはエンボスマーク(浮き文字)で【PATENTED BATES-HAWLEY JUNE 27 1899 AUGUST 12 1902】やメーカー名等々… ズラッと入っており、かなりかっこいいです。しかもアイアン部にクラックなども一切ございません。
"表札" はその扉の下部にスライド式のホルダーがございますので、こちらをご利用ください。

この扉は郵便物を取り出す際に開閉しますが、左側のスチールプレート・ロック付きなので『バチンッ!バチンッ!』と、メリハリがある開閉が行えます。
そして、この扉の引き手の上部には直径1.5cmほどの "鍵が内部で折れてしまった" ロックが残っておりますが、使用に際し問題があるものではないです。


郵便物はアイアン製の "フラップ式" スロットを開いて差し入れるようになっております。
この時に内部のフラッグ(旗)のアームと連動し、フラッグ(旗)が揚がる仕組みとなっておりますが現状は、最初に "軽くつまずく" のでスムーズに揚がりません。
内部のアームを軽く曲げながら調整、もしくはスロット裏のアイアン製 "フラッグ立ち上げ用アーム" のエッジのアイアンの凸凹をかすかに削ってスムージングをすれば、問題なく使用できるようになるかと思いますので、必要な方はご自身で調整を行ってください。

このフラッグ(旗)の仕組みとしましては、揚がりきった時点で "フラップ式" スロット内部の凸部分に引っかかり、風などで勝手に倒れてしまうことを防ぎつつ、『郵便物が届いてますよ!』のサインをキープし、郵便物を取り損ねることを防ぐようになっております。
そして、アイアン扉を開き、郵便物を取り出した際にだけ 倒れて元に戻る仕組みとなっております。

>> 過去のモデル違いの入荷物や現在販売中の同品 のことも含め考えると、元からフラッグ(旗)を取り付けていないモデルは別とし、フラッグ(旗)付きモデルの場合では、フラッグ自体の根元が経年使用により折れてしまっている、もしくはフラッグごと欠落してしまっているものが圧倒的に多いので、そうならないようにする。
そして、日本で使用するという点も併せて考えると、フラッグは揚がりっぱなしになるように固定しておくと常にルックスも良く、半永久的にフラッグ(旗)が折れることもないかと思います。
ただし、現状は今後折れそうにないほど良好なコンディションとなっておりますので、調整後に実使用したとしてもまだまだ使える状態ではあるかと思います。


フラッグ(旗)のアップ画像でお分かりになりますが、2cmほどの亀裂が入ってはおりますが、通常使用で酷くなっていくものではないです。
この製品に関しては、この程度のダメージは "ノーダメージ" と言っても良いくらいの大変良好なコンディションです。
また、他の箇所に関しましても100年以上昔からハードに使用されてきた製品という点を考慮しなくとも、大変良好なコンディションかと思います。


◆SIZE◆
H:33cm(突起物含まず)×W16cm(突起物含まず)×D:14cm ←内寸も大体同じです。
フラップ式のスロットサイズ H:1.5cm×W12cm