【Spin-Lock !!】1910-30's "Oddball" Door Knob

【Spin-Lock !!】1910-30's "Oddball" Door Knob

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SOLD OUT

商品詳細

1910〜1930年代頃のアメリカ製。シンプルな見た目に反して非常に風変わりな特徴を持ったドアノブのセットです。名付けて "スピンロック・ノブ "といったところで、【ドアの施錠 + α 】の防犯グッズとなります。
なんといっても、この鉛のようなマットな質感が渋いですね。

もちろん、アンティーク市場でも大変珍しく希少性が高いため当店でも >> 今回のような完品はたった2度目 となる入荷です。

このドアノブの売りはなんといってもこの "スピンロック方式" です。
"使用例" 画像が分かり易いかと思いますが、普段は通常のドアノブですが、"鍵を挿し" → "解除" するとドアノブの根元の内部にビッチリと仕組まれたボールベアリングの作用により、軽快に空回りし続けます。
画像の通り、勢い良く回すと相当な勢いで回り続けるほどです。

つまり、"解除" = 施錠 となり、この状態で軸とノブが切り離されますので、たとえ根元を握ったとしても… もしくは、押したり、引っ張ったりしても、内部ではボールベアリングを介して軸とドアノブが完全に分離しておりますので、どこに引っ掛かる事も無く空回りし続け、ドアの開閉の元となるラッチへの動作伝達自体が行われず、ドアの開閉が不可能となります。


"スピンロック・ノブ " の方の素材は、根元が肉厚のスチール製で、握りの部分に関しては両側のノブとも鉛系の鋳造製となっておりますので、ズッシリと重いです。すべて地の状態となりますが、鉛っぽい渋い表情をしております。
付属するキーリングは古いものですが、鍵自体は、おそらくアメリカのロックスミスによって作られた1970〜80年代頃のビンテージ系のキーです。

ドアノブのバックプレートに関しましては年代違いのスチール製の物となります。つや消しのクリア塗装が施されているだけですが、設置の箇所に合わせて塗り直しをされてもよろしいかと思います。


そして、シャフト(軸の四角い心棒) - 【太さ約6.7 〜 7.1mm 程度】は、アメリカ製のスタンダードな物ですが、"スピンロック・ノブ " 自体の取り外しが難しいため、基本的には "このドアノブ専用" のシャフトとなり、他のシャフトを代用品として用いるのは難しいかと思います。

ですので、日本製のラッチの場合などは、ラッチ側にあるシャフトを通す穴 "■" が少し小さかったりするかと思いますので、少し研磨して拡張しなければならない可能性や、他のパーツも状況に応じた加工作業(シャフトの研磨、太さ調整、長さ調整、穴開け、再ネジ山付け等)などが必要になる可能性があるかと思います。
*取り付けには、プロによる技術・知識が必要かと思いますので、依頼する施工業者様とよくご相談の上ご注文下さい。