1920's GRAS N°202

商品詳細

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(*このページ最下部にも他の画像がございます。)



1920年代頃のフランス製 "GRAS N°202" テーブルランプです。グラ LAMP LAMPE
兄弟モデルのN°222とは"テーブル式" と "ウォール式" の違いによるベースの角度 = 上下の可動範囲が異なりますが、N°202も壁用として使用している人の方が多いですね。
画像は撮り忘れてしまいましたが、壁付けの状態から、長い方のアームを水平に出し、そこから短い方のアームを直下(直角)に下げてもかっこいいです。(この場合は通路の足元を照らす感じです)
アームの各部ジョイントは特殊な機構ですので、他にもお好みの位置や角度に "ぐいっ" と簡単に各アームを動かせます。究極の機能美ですね。

アーム刻印部は "GRAS" タイプです。
ソケットは真鍮製で、パドルスイッチ付きすので、パチンッ!パチンッ!とON/OFFできます。配線出口の木製パーツも良い味を出しております。スイッチ根元にGrasの持病的な、ごくごく浅めのカケがいくつかございますが、使用には何ら問題はございません。

残念ながらシェードはオリジナルではございませんが、ミニタイプであるN°1056とほぼ同じ大きさの小ぶりなシェードとなります。Grasのデザインにマッチしている綺麗なフォルムをしておりますのでこれはこれでアリかと思います。アルミ表面も経年の曇りなどがあり雰囲気がよく、内部はリフレクション効果を狙いペイント済みでので、通常よりも綺麗な光が照射できております。


今回の物は、一見するとオリジナルの塗装のようですが、所々に塗装の凸凹感が存在しながらも地金のスチールが露出しているところがほとんどないため、薄めではございますが全体的に再塗装(オーバースプレー)が施されているのかと思います。ただ、この塗装自体もそれ相応に古い黒塗装のようで、現状はアンティーク感満点なツヤとなっております。

ベークライトボールの、アーム付け根部分にGrasの持病的な、ごくごく浅めのカケがいくつかございますが、使用には何ら問題はございません。もちろん、すべてのボディパーツが正常に機能し、アームの動きも非常にタイトにしっかりと動き、止まり、そしてキープします。


配線は、壁付けモデルという事もあり>> コチラ << のレーヨン製ブラックを5メートルと、たっぷり使用しましたので、配線出口から435cmの長さがございます。
コンセントプラグはアメリカ製の1920〜30年代頃のデザインをモチーフにしたリプロで、シンプルな "リブ入り" 。黒いコードに対しあえて焦げ茶色を使用したので2トーン感がいい感じです。さらに、"REPLACE..." 刻印の絶縁カバー(リプロ)をお付けいたしておりますのでトータルでの雰囲気も良いかと思います。


電球は付属しませんが、使用電球はピン式のヨーロッパ球で口金サイズB22D(推奨は白熱電球で40W程度)です。入手先は東急ハンズや >>インターネット<< またはご近所のホームセンターでのお取り寄せでのご購入となると思います。


◆SIZE◆
2本のアームを合わせた長さ:約56cm(37cm + 19cm)
1直線に伸ばした際のベース下部〜シェード先端:約77cm
シェードのみ:H:10.5cm × W:11.5cm(←直径)