-☆PINK & BLACK☆-【1950's Style】1930's "Studded Backrest" Desk Chair
商品詳細
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1937年製のアメリカ【Fritz Cross Industrial Chair】社製のデスクチェアです。
過去にも取り扱ったことがある >> こちらのデスクチェア と酷似しておりますので、時代は異なるかもしれませんが系列は同じ会社の製品かと思います。
古い時代のアメリカらしい、無骨でシンプルなラインで、全体的なバランスが非常に整っている椅子です。
今回の椅子、特筆すべきはこの【ピンク&ブラック】という、1950's調の素晴らしいカラーリングセンスでリビルドされている点です。(日本での通称は "黒ピン" と言いますね。)
正確にいうと、【ツヤが "全く" 無いマットブラック & サーモンピンク】となります。
ご存知の通り1930年代当時にアメリカのオフィスチェアではこの手のカラーリングは皆無です。後の1940〜60年代頃のアメリカを象徴するようなポップでアメリカンカラーです。
今回のものはその "時代のリミックス" といえばよろしいのでしょうか。特に、戦前のインダストリアル系の家具も好きだけど、戦後のポップな1950'sテイストどちらも好きという方にオススメです。
すでにアメリカにてワンオーナーを経て当店に入荷しているのですが、リビルド自体はアメリカのプロの職人により仕上げが行われております。
背もたれと座面は1950年代頃の、当時ダイニングセットなどで使用されていたビニール系素材のクロスのデッドストック(だったもの)に張り替えられております。その張り替えの際の打ち込みに使用する "ネイル" (釘)は椅子と同年代のアンティークのものが使用されております。
素材に関しまして、ビニールと申しましても1940年代以降のオフィスチェアのほとんどがこちらのように本物の "革" そっくりのビニール素材で生産されております。今回のものは、同じビニール素材でも、"革" 寄りではなく、当時のソファーなどによく使用されていた "布" そっくりの肌触り、クロス自体は厚みを持ったしっかりしたビニール素材となります。何かをこぼした際などのメンテナンスが非常にしやすいですね。
また、この背もたれ自体は座面のフレーム部分にリベットで結合されておりますで、前後調整不可となります。座り心地としては、『背もたれ』とは書いているものの、ちょうど腰のくぼみに当たるように背筋を伸ばすようなサポート位置となっており、快適です。
座面底部は木ベースで、合計4点留めのところ、片サイドの1点のネジが破損、もう一点が若干なめているので、間にゴムブッシュを噛ませて保っておりますので、特に通常仕様で問題が出てくることはございません。
この底部の板に1937年製であるステンシルが入っております。座面内部は、おそらくオリジナルのままで、ホースヘア系の硬めのクッション材が入っております。最厚部で3〜4cm程で薄めではございますが、座り心地は良好です。【座面サイズ:(厚み)4cm×W:43cm×D:33cm 】
もう一点この椅子のアンティークらしいディティールである、背もたれに打ち込まれている鋲留めなども、張り替えの際に全て無くしてしまうのではなく、おそらくビンテージの、黒い焼き付け塗装仕上げの鉄製 "フラットヘッド" の鋲を別途用意して打ち直しをしてあります。
スチールフレームは、オリジナルがオリーブグリーンだったのですが、全くツヤがないマットブラック塗装で、目に見えるところをくまなく塗り直してあります。仕上げ後にワンオーナーを介しておりますので経年使用程度のスクラッチ傷はございあますが、サーモンピンクのビニールクロス との相性は抜群です。
また、当時のものでよく "座面回転式" の製品などはございますが、今回のものはいわゆる "Swivel" (スイベル)タイプではございません。座面からレッグまでが一体化されておりますので、座ったまま反転すると一緒にレッグもキャスターで滑って反転します。
アイアンパーツやビレットパーツなども多用されている椅子ですので、説明しきれませんがシート・アジャスターの内部機構も凝っており良い造りをしております。
ただ一点、"かんたんアジャスト用" のビスが途中で折れてしまっており、画像で示しました通り根元のナットから取った後、ラジオペンチなどで最後のピンを抜き、高さを調整していただければ何も問題ございません。
ただ、一度調整してしまったらその後に調整することは少ないかと思いますので、特に問題はないです。
出荷の際にはこのステムシャフトから上のシートと、ピンをを抜いた状態での出荷とさせていただきます。到着したのち、組み立てついでに高さを決めてください。
座面高は撮影時の画像の状態で真ん中の設定状態なのですが、画像見たまんまの状態で、床からだいたい47〜48cmほど(後ろに向けて傾斜している設計のため)の座面高です。
身長168cmの私が素足で座って膝の曲がりもちょうど良く、血流もGood!の状態です。
また、ここから上下に約2.5cm程の範囲で高さ調整(大体、床上40〜51cm)が行えます。穴も2列設けてあるので、およそ1.3cmほどの細かいピッチで調整可能ですので、ほとんどの方の身長に合わせられると思います。
キャスターは各ローラーのエッジに経年の細かなカケがったり、おそらく持ち運び時の落下などにより破損した1点のキャスターのみ現代のものに交換されておりますが、このローラー交換によるガタつきは一切ございません。
当時ものらしく不器用に、でもちゃんと滑る様に動きます。経年のダメージがある3てんのローラーも非常に硬い樹脂製のため、今後もフラットな床でお使い頂く分にはコンディションが悪化していくことは少ないように思います。
椅子全体を見て、軸部などのパーツ構成上のごくわずかなパーツ間の隙間によるガタつき、というか "パーツ間のゆとり" 程度はございますが、ごくごく普通レベルです。
今回の椅子はすでにワンオーナーを経ているためマットブラックの塗装面にスクラッチ傷などがあったりはしますが、雰囲気を崩すほどのダメージなどは一切無く、トータルで見て非常に良いコンディションです。
☆
1937年製のアメリカ【Fritz Cross Industrial Chair】社製のデスクチェアです。
過去にも取り扱ったことがある >> こちらのデスクチェア と酷似しておりますので、時代は異なるかもしれませんが系列は同じ会社の製品かと思います。
古い時代のアメリカらしい、無骨でシンプルなラインで、全体的なバランスが非常に整っている椅子です。
今回の椅子、特筆すべきはこの【ピンク&ブラック】という、1950's調の素晴らしいカラーリングセンスでリビルドされている点です。(日本での通称は "黒ピン" と言いますね。)
正確にいうと、【ツヤが "全く" 無いマットブラック & サーモンピンク】となります。
ご存知の通り1930年代当時にアメリカのオフィスチェアではこの手のカラーリングは皆無です。後の1940〜60年代頃のアメリカを象徴するようなポップでアメリカンカラーです。
今回のものはその "時代のリミックス" といえばよろしいのでしょうか。特に、戦前のインダストリアル系の家具も好きだけど、戦後のポップな1950'sテイストどちらも好きという方にオススメです。
すでにアメリカにてワンオーナーを経て当店に入荷しているのですが、リビルド自体はアメリカのプロの職人により仕上げが行われております。
背もたれと座面は1950年代頃の、当時ダイニングセットなどで使用されていたビニール系素材のクロスのデッドストック(だったもの)に張り替えられております。その張り替えの際の打ち込みに使用する "ネイル" (釘)は椅子と同年代のアンティークのものが使用されております。
素材に関しまして、ビニールと申しましても1940年代以降のオフィスチェアのほとんどがこちらのように本物の "革" そっくりのビニール素材で生産されております。今回のものは、同じビニール素材でも、"革" 寄りではなく、当時のソファーなどによく使用されていた "布" そっくりの肌触り、クロス自体は厚みを持ったしっかりしたビニール素材となります。何かをこぼした際などのメンテナンスが非常にしやすいですね。
また、この背もたれ自体は座面のフレーム部分にリベットで結合されておりますで、前後調整不可となります。座り心地としては、『背もたれ』とは書いているものの、ちょうど腰のくぼみに当たるように背筋を伸ばすようなサポート位置となっており、快適です。
座面底部は木ベースで、合計4点留めのところ、片サイドの1点のネジが破損、もう一点が若干なめているので、間にゴムブッシュを噛ませて保っておりますので、特に通常仕様で問題が出てくることはございません。
この底部の板に1937年製であるステンシルが入っております。座面内部は、おそらくオリジナルのままで、ホースヘア系の硬めのクッション材が入っております。最厚部で3〜4cm程で薄めではございますが、座り心地は良好です。【座面サイズ:(厚み)4cm×W:43cm×D:33cm 】
もう一点この椅子のアンティークらしいディティールである、背もたれに打ち込まれている鋲留めなども、張り替えの際に全て無くしてしまうのではなく、おそらくビンテージの、黒い焼き付け塗装仕上げの鉄製 "フラットヘッド" の鋲を別途用意して打ち直しをしてあります。
スチールフレームは、オリジナルがオリーブグリーンだったのですが、全くツヤがないマットブラック塗装で、目に見えるところをくまなく塗り直してあります。仕上げ後にワンオーナーを介しておりますので経年使用程度のスクラッチ傷はございあますが、サーモンピンクのビニールクロス との相性は抜群です。
また、当時のものでよく "座面回転式" の製品などはございますが、今回のものはいわゆる "Swivel" (スイベル)タイプではございません。座面からレッグまでが一体化されておりますので、座ったまま反転すると一緒にレッグもキャスターで滑って反転します。
アイアンパーツやビレットパーツなども多用されている椅子ですので、説明しきれませんがシート・アジャスターの内部機構も凝っており良い造りをしております。
ただ一点、"かんたんアジャスト用" のビスが途中で折れてしまっており、画像で示しました通り根元のナットから取った後、ラジオペンチなどで最後のピンを抜き、高さを調整していただければ何も問題ございません。
ただ、一度調整してしまったらその後に調整することは少ないかと思いますので、特に問題はないです。
出荷の際にはこのステムシャフトから上のシートと、ピンをを抜いた状態での出荷とさせていただきます。到着したのち、組み立てついでに高さを決めてください。
座面高は撮影時の画像の状態で真ん中の設定状態なのですが、画像見たまんまの状態で、床からだいたい47〜48cmほど(後ろに向けて傾斜している設計のため)の座面高です。
身長168cmの私が素足で座って膝の曲がりもちょうど良く、血流もGood!の状態です。
また、ここから上下に約2.5cm程の範囲で高さ調整(大体、床上40〜51cm)が行えます。穴も2列設けてあるので、およそ1.3cmほどの細かいピッチで調整可能ですので、ほとんどの方の身長に合わせられると思います。
キャスターは各ローラーのエッジに経年の細かなカケがったり、おそらく持ち運び時の落下などにより破損した1点のキャスターのみ現代のものに交換されておりますが、このローラー交換によるガタつきは一切ございません。
当時ものらしく不器用に、でもちゃんと滑る様に動きます。経年のダメージがある3てんのローラーも非常に硬い樹脂製のため、今後もフラットな床でお使い頂く分にはコンディションが悪化していくことは少ないように思います。
椅子全体を見て、軸部などのパーツ構成上のごくわずかなパーツ間の隙間によるガタつき、というか "パーツ間のゆとり" 程度はございますが、ごくごく普通レベルです。
今回の椅子はすでにワンオーナーを経ているためマットブラックの塗装面にスクラッチ傷などがあったりはしますが、雰囲気を崩すほどのダメージなどは一切無く、トータルで見て非常に良いコンディションです。
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