1930's "The Dura Co." Bud Vase【GREEN】

1930's "The Dura Co." Bud Vase【GREEN】

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SOLD OUT

商品詳細

1930年代のアメリカのトレド【The Dura Company】製の "一輪挿し" です。
結構マニアックなメーカーではございますが、個人的にはアメリカのアールデコ期、特にベークライト製品を代表する会社の一つだと思います。
アメリカ国内のアンティーク市場では >> 同社のフォトフレーム も根強い人気で、高値で取引されておりますが、今回の一輪挿しも同じく大変珍しいモデルです。

調べてみますと、VOGUE(ヴォーグ)誌の表紙を描いていたファッションイラストレーター >> 『ヘレン・ドライデン』 という方が後に、インダストリアルデザイナーとして同社に入社後、アートディレクターを務めていた頃の製品のようです。1930年代当時にこのような完成されたスタイリッシュなデザインの製品を製造していた点が素晴らしいですね。
花も挿さずに、ただ置いておくだけでもインテリアとして十分な存在感がございます。

ボディーが細く、印象としては縦長のため、生花を挿す場合も含めて内部で濡れティッシュなどを使い高さ調整を行うと、どんな花もバランス良く挿せるかと思います。【 >>参考画像
また、以前色違いをご購入頂いたお客様のご厚意により >> コチラ でもご紹介させて頂いておりますので、併せてご参照ください。

カラーバリエーションは、他にも複数存在致しますが、今回ご紹介するのは『グリーン・ベークライト × シルバークロムメッキベース』(真鍮キャスト)です。

この『グリーン』。当時としては大変にポップなカラーだったかと思いますが、後のアメリカ製品を代表するカラーで、皆さんご存知のファイヤーキングなどによく使われている柔らかいグリーンです。
一緒に並べておくには、 >>ブラック との相性も良く、同社の製品では、黒に次ぐ人気のカラーで、個体数も少ない希少カラーです。

『現代のプラスティック製品』とは異なる、古い時代の樹脂『ベークライト』ですので、ツヤもしっとりと控えめ、発色も渋めで綺麗です。

明るめの色なだけにシミ等が付くと目立つ色なので、中々良好なコンディションの物はございませんが、今回の物はコンディションとしては、大変良好なコンディションです。
上部に矢印で示しました、極々かすかなクラック、内部にはうっすらと経年劣化による鱗のような表面クラックなどがございますが、どれも完全に表面まで達しているものではなく、内部で留まっているものです。
試しに一週間水を入れて様子を見てみましたが、どこからも一切染み出してきませんでした。
今後もほぼこの状態で使用可能かと思いますが、普段よりは少しだけお手頃なお値段に設定しております。

◆SIZE◆
H:23cm×W:3.5cm(挿し口)×D:7.3cm(ベース直径)