1910-30's French Country "Swan Neck" Outside Light【E26電球仕様】

1910〜30年代頃のフランス製（？）の外灯・スワンネックライト（ブラケットランプ）です。
ランプ自体に水の浸入口はございませんので、玄関照明などとして最適ですね。（スイッチはございません）

フランス製は通常、電球をはめる部分の口金がB22という規格ですが、今回のものは珍しくソケットが【真鍮×磁気製パーツ】の渋いソケットに交換されており、こちらの口金規格も日本でごく一般的なE26サイズとなっておりますので、どこのホームセンターでも販売されているLEDを含む電球の中からお好みの電球を選べるという点もウリの一つです。（＊電球は付属致しません）

基本的な製造年代はだいぶ古いものかと思われますが、大部分にメンテナンスやクリーニングが行われており（各部のガタつきなども一切無く）全体的にアジのある上でも綺麗な状態です。

アームも全体的に色は"ガンメタ"のような塗装でシッカリと再塗装が施されております。
アイアンベースの柄もなかなか珍しく、アームの中間地点には、鉄ではなく、亜鉛系？か、もしくは塗装を剥がすと真鍮かな？といったジョイントパーツがあしらわれており、デザイン的に見ても良いアクセントになっており、なんとなく当時のドイツ製のようなデザインです。

防塵ガラスも見事に大小の気泡混じりで、ガラス表面自体がうねうね、ボコボコとしておりますので、点灯画像でお分かりになります様にクリア電球で点灯すると雰囲気があります。（スモーク電球使用の場合は、壁に映る筋などもなく "ボヤッ" 普通の点灯となります）
また、"1"のナンバリングや"先端の突起" もより良い雰囲気を演出してくれます。根元にはラバーリングが装着されております。

珍しい "黒" のホーロー製シェード【スチール - 焼き付け塗装】で、直径も約29.5cmとなかなかの大きさです。
経年のエッジ部分の塗装のカケや割れ（塗装の素材がガラス質の塗装の為）などによるかすかなサビ、白い面には黒いくすみなどもあり、アンティークらしい雰囲気が出始めておりますが、まだまだ綺麗なコンディションです。

個人的にはこの手のランプは見た目がボロボロになればなるほどよろしいかと思いますので、設置後はノーメンテナンス＆ノークリーニングをオススメします。

配線は新品に交換されておりますが、末端でカットしてあります。写真撮影の為にコンセントを仮付けしてライトアップしましたので、ご購入後は配線処理をして下さい。
＊いずれにいたしましても、取り付けに関しましてはプロの知識と技術が必要とお考え下さい。＊


◆SIZE◆
シェードの直径:約29.5cm
壁の設置部 〜 シェードの先端部までの直線:約53cm
アイアン製ベース直径:約10cm
防塵ガラスのみ:19cm×9.5cm
重量約2.2kg