"箱付きデッドストック!!" - 実働品 - 1930's 【Western Electric】Telephone with Ringer Box
商品詳細
<<↑Click to Zoom >>
(*このページ最下部にも他の画像がございます。)
1930〜37年まで生産されていた、【Western Electric】社製の電話機【 >> "Model 202" 】のコンプリートセットです。しかも、末端の "モジュラーケーブル" 以外は全て、なんと(箱付き)デッドストックでございます。
今後、こういった入荷は非常に難しいかと思われますので、気に入って頂けた方は是非迷わずご購入ください。
当時、主に上流階級の家庭やオフィスなどで使用されていた >> "キャンドルスティック" モデル に変わり、現代では当たり前となっている送信機と受信機が一体型となった "受話器" という物が開発されました。そして、この進化を遂げた頃から徐々に一般家庭にも普及し始めました。
今回の電話機は、モデル的に言うと2代目には当たりますが、ちょうどその黎明期の製品であり、これぞ "THE・アンティークテレフォン" といった、アンティークの電話を代表するモデルです。
なんといってもこのアールデコ期の当時物らしいフォルムと "漆黒のボディー" が Very Good !! です。
通称 >>【Model 202 】 と呼ばれ、1930〜1937年のわずか7年弱の期間しか生産されていない大変希少なモデルです。前モデルである >> "Model 102" からの大きな改良点は、この "楕円形ベース" となり、より倒れずらく、ダイヤルしやすくなっております。また、ダイヤルもボディに埋め込む形で収まっており、かつ曲線を多用した綺麗なフォルムに仕上がっております。
もちろん、オリジナルのサブセット(呼び鈴ボックス)も付属しております。この "サブセット" は販売当時も本体とペアで販売されていたモデルとなるのですが、現在では、その(ダイヤル付きの)本体よりも廃棄されてる確率が高く、こちらも大変希少です。本体のようなオリジナル段ボールは付属しておらず、ペーパーに包まれていただけですので、基本的に未使用品のデッドストックですので大変綺麗なコンディションです。
このサブセット、通常の設置方法では本体(受話器 + ダイヤル)を卓上、サブセットをその近くの壁か、デスクの側面に設置して使用しますが、特に壁でなくても構いません。
コンディション詳細に関しましては後述致しておりますが、末端、つまり最後のケーブルであるモジュラーケーブルのみビンテージモデル・リプロとなりますが、それ以外は全て当時のデッドストック、他の配線ももちろん劣化は無く雰囲気は当時のまま。
本体は本来ダイヤル無しモデル(交換手タイプ)でしたが、この本体に合わせ1930〜40年代のデッドストックをご用意いたしました。ダイヤルは1930〜40年代の箱付きデッドストック、未使用の物となります。(*元々付いていたダイヤル部を埋めるパーツは未来永劫必要無いかと思われますが、せっかくですのでお付けいたします)
‥以上、"現代の新品” と見まごうほど、と言いますか "当時の新品のまま" のスーパー・パーフェクト・コンディションです。
ただし、
*経年保管程度のごくごくかすかな塗装剥げ、スクラッチ傷はご容赦ください。
*このページ最下部に添付している "分解後の内部画像" も併せてご参照ください。
(アップ画像で、本体表面に沢山ある白い繊維状の付着物は、ソフトティッシュで拭いた際の残り、つまり小さなホコリです。。)
今日では、携帯電話 → 携帯電話の通話が一般的になり、あまり使用されなくなってきた感のある固定電話ですが、世間体的( = 信頼性)、通話料的になかなか生活から排除できません。
そんな、滅多に使用しない(??)電話だからこそ、デザイン重視で、インテリアとして選びたい所なのですが…
困った事に今回の電話、理由は後述してますが "普通の電話" として実用可能な状態の電話となっております。
(すごく厳密に言うと… )デジタル通話の品質に慣れ過ぎている方、音関係のお仕事をされてる方からすると、少しは劣る点が見つけられるのかもしれませんが、受話器のマイクもイヤホンの音量も現代の電話と同等レベルに十分ございますので、一般の方でしたら、これがアンティークの電話であることに気づかないほど普通に発着信&会話が出来ます。電話のルックスも考えるとお店を経営されているの方などにも良さそうですね。
発信時はこれから話す相手を思いながら『ジーコ!… ジーコ!… 』とゆっくり贅沢に時間を使ってダイヤル。
そして、着信時はノスタルジックな音で『ジリリリ〜ン!! … ジリリリ〜ン!!』と、 "渋く"、そして "太く" シッカリと鳴り響きます。
※注意 ナンバーディスプレイ契約ありの場合 の鳴り方は…
始めに『ジリン!ジリン!ジリン!… 』とテンポ良く6回ほど鳴った後に一呼吸置いてから…
『ジリリリ〜ン!! … ジリリリ〜ン!!』と、通常のロングバージョンに切り替わるのですが、ロングバージョンに切り替わる前に取ってしまうと切れてしまいます。 …ですので、ゆっくりと電話に向かいましょう。
◆SIZE◇
受話器を置いた状態の本体【H:13.5cm × W:22cm(←受話器幅) × D:12.5cm(←底の直径)】
壁に設置した状態のサブセット【H:18.5cm × W:14.5cm × D:5.5cm】
総重量:約3.4kg
◆Technical Details & Condition◆
まずはボディのご説明です。
主に鉄製で、他、受話器ホルダー部などは(重い鉛系の)合金製。
このボディの仕上げはオリジナルとなりますが、おそらくパウダーコーティング(粉体塗装)のような強固な塗装にて全体を塗装されておりますので、漆黒のボディーは、"しっとり" とした、非常に高級感のある照り感となっております。
経年保管程度の小傷はあるものの、非常に極上のコンディションを保っており、爪や軽硬度の棒などでこすっても剥がれたりなどしない強い塗装となります。
受話器はオリジナルのままで、【Western Electric】社の受話器である "E1モデル" の "後期" モデルとなります。耳にあてる部分の内側(円形)や、中央の【Western Electric】の刻印が雰囲気いいですね。
ブラック・ベークライト製で多様な曲線を持つデザインなので、 >> "初期モデル" は型取りの際の "接合部" が綺麗にスムージングされており、別名 "シームレス(継ぎ目無し)受話器"と呼ばれておりました。今回の後期モデルは "後期" なりの改良があり、型取りの継ぎ目を隠すことなく、逆にデザイン化されており、この曲線豊かな受話器にピシッとした印象を与えております。何れにしても、この受話器一つとっても当時のデザインに対するこだわりを強く感じます。
もちろんこちらは塗装物ではない為、"再ポリッシュ済み" …と言いたいところですが、一切なにも施していない完璧オリジナルで、この綺麗なコンディションです。(保管の小傷がかすかにある程度)
また、最下部でお分かりになります通り "マイク” や、"イヤホン" もくすみのない完全未使用のピカピカ新品のままです。
付属しているコード類は先述しております通り、モジュラーケーブル以外は全て1930年代オリジナルのままとなります。受話器〜本体のケーブルはオリジナルのまま、深〜い焦げ茶色の "布巻き" コード(120cm)です。もちろん劣化は無く雰囲気も当時のままですが、さすがに80年も保管されていたので、保管時の "曲げ癖" がございます。ただこれは、使用していくといずれ緩んでいくかと思います。
そして、本体からサブセット(呼び鈴ボックス)を繋ぐ深〜い焦げ茶色の "布巻き" コードもオリジナルのまま(長さは165cm)となります。末端、つまり最後のケーブルである(アメリカ製ヴィンテージモデル・リプロの)モジュラーケーブルの方も、日本で一般的な【RJ-11】規格でほぼ同じ焦げ茶色の布巻きのケーブル(長さは190cm)となります。(もちろん、ご購入後はパチンと差すだけです)
各コードの長さは、上記の通り十分に取っておりますので、設置の際や使用の際に、長さが足りずに困ることはまず無いかと思います。
また、卓上設置時に設置面に傷つけないよう底(シャーシ)の部分には、当時のオリジナルのまま "本革" のスウェードレザーに張り替えられております。こちらもかすかな保管すれ等はございますが、ちゃんと柔らかくしなりのある極上コンディションとなります。
この "焦げ茶色の布巻き" コードに合わせ、全てのカラーを統一してあるというだけで雰囲気が倍増しますが、‥やはり、スウェードレザーの肌触り、高級感も良いですね。
今回の本体は、本来は "ダイヤル無しバージョン" でしたが、今回の販売に合わせ当時のオリジナルをデッドストックで仕入れました。本来このダイヤル部分にはめられていた "ブランクパーツ" も一応付属させていただきます。
ダイヤルの "回す部分" は、"ソリッドブラス" に黒塗装。この後に変わる "鉄のプレス" 製などに比べて回す感覚が重厚な感触となります。
こちらもオリジナルのままの塗装で、おそらく本体と同じであろうパウダーコーティング(粉体塗装)のような強固な塗装、非常に綺麗な状態です。もちろん回転自体もメリハリがありスムーズ、かつメカニカルで重厚な "ジャーッ!ジャラジャラジャラジャラジャラ! (←戻り音)" といった感触&音ですので、いつまででも回したくなります。
その内部の、数字&アルファベットが書かれた "白い" ダイヤルプレートも当時のオリジナルのデッドストまま、傷一つない大変良好なコンディションです。
こちらの素材はホーロー製(ガラス繊維の入った塗装 - 焼き付け塗装)で、古〜いバスタブやキッチン用品などと同じ製法です。 "1"の部分には他に何も書かれておりませんが、消えたのではなく元々 "1" だけです。
そして、このダイヤル中央に金属枠ではめられている【THIS IS TELEPHONE ... 】カードは、当時存在した中でも特に珍しいデザインで、 >> コチラ の "リプロ" とも色や雰囲気が異なりますので、多少の表面ダメージはあるもののオリジナルである可能性が高いです。
当時のアメリカの電話番号は3桁〜4桁程度なので、中央の "記入欄" に現代の日本の電話番号を当てはめるのは少しバランスが悪くなるかと思いますが、お店のオーナーさんなどでしたら屋号などを "スタンプ" するなどするとかっこよさそうですね。(当時もアルファベットでダイヤルできた為)
‥ですが、 "スタンプ" のチャンスは1度のみとなります。
デザイン性が高いので、無記入のままでもよろしいかとも思いますが、もし記入をされる方。このダイヤルカードの取り外し方は、カードのリング枠の上部側面が "内部爪" 式となっておりますので、ここを(傷が付かないような)先の尖ったもので軽く押すと『パコンッ!』とリング枠ごと取れます。
サブセット(呼び鈴ボックス)はカバー部分のボックスが黒いベークライト製で、基本的に未使用品のデッドストックですので大変綺麗なコンディションです。向きは上下左右どちらに向けても使用可能です。画像上の上部に入った【Western Electric】の刻印が雰囲気いいですね。
他、全て鉄製で、(経年保管程度の小傷はございますが)新品同様のコンディションです。
ベル音量に関しましては内部の2個のベル、そして、その中央にある "振動式ハンマー" で調整可能ですが、現状はベルの "二重奏" で鳴り響きます。
恐らく音量は最大に近いのですが "うるさい" 感じではなく、ノスタルジックな音で "渋く"、そして "太く" シッカリと鳴り響きます。
もしアナログ的な作業がお好きな方であれば、正面のビスを1点緩めるとカバーを開けられますので、この "振動式ハンマー" にビニールテープ等を巻けば、『カタカタカタ… 』と簡単にほぼ無音に出来たり、2個のベルのわずかな配置調整で、1個だけベルを鳴らして、比較的 "澄んだ綺麗な音" にする事も可能かと思います。
(搬送中に各ベル位置がかすかに動いてしまう場合が稀にございますが、もしそういったことが生じた際にこういった簡単作業をご自身で行える方のみご注文ください。)
‥以上、上記で述べた各レストアの際に、日本国内で使用が出来るように内部パーツの一部を交換&調整済みなので、現在、アナログ電話回線であるダイヤル回線(ダイヤルパルス方式)を利用中の方は、 "回線種別の変更" をせずに、そのまま差し替えるだけで使用出来るようになっております。
また、アナログ電話回線のプッシュ回線(ダイヤルトーン方式)を利用中で "回線種別の変更" をする気が無い方 でも発信を除く受信&通話は可能です。
‥なので、この場合は >> 分配アダプタを使用し、発信&FAX受信は現在お使いの電話。"受信による通話" にこの電話を…
(*相手の電話番号検索はいつもスマホ の方であれば、受話器に近づけて音でダイヤルする為の "アプリ" を利用する)
‥と、考え方によって様々な使い方が出来るかと思います。
(*上記プッシュ回線&アプリは試してませんが 恐らく 問題無しです)
基本的にはISDN回線以外の、"アナログ電話回線" や、"IP電話" などの電話回線であれば、そのまま使用できるかもしくは、簡単でお金要らずな "回線種別の変更" 程度で使用可能になると思いますので調べてみてください。
参考までに、当店がお勧めする現代の生活に適した使用例を…
◆ 一般的に "IP電話" と言われているNTTの "ひかり電話" の場合 ◆
(お持ちのアナログ電話回線の番号を引き継ぎ可能 or 新規の場合も地域ごとの市外局番が割り当てられます)
☆
(*このページ最下部にも他の画像がございます。)
1930〜37年まで生産されていた、【Western Electric】社製の電話機【 >> "Model 202" 】のコンプリートセットです。しかも、末端の "モジュラーケーブル" 以外は全て、なんと(箱付き)デッドストックでございます。
今後、こういった入荷は非常に難しいかと思われますので、気に入って頂けた方は是非迷わずご購入ください。
当時、主に上流階級の家庭やオフィスなどで使用されていた >> "キャンドルスティック" モデル に変わり、現代では当たり前となっている送信機と受信機が一体型となった "受話器" という物が開発されました。そして、この進化を遂げた頃から徐々に一般家庭にも普及し始めました。
今回の電話機は、モデル的に言うと2代目には当たりますが、ちょうどその黎明期の製品であり、これぞ "THE・アンティークテレフォン" といった、アンティークの電話を代表するモデルです。
なんといってもこのアールデコ期の当時物らしいフォルムと "漆黒のボディー" が Very Good !! です。
通称 >>【Model 202 】 と呼ばれ、1930〜1937年のわずか7年弱の期間しか生産されていない大変希少なモデルです。前モデルである >> "Model 102" からの大きな改良点は、この "楕円形ベース" となり、より倒れずらく、ダイヤルしやすくなっております。また、ダイヤルもボディに埋め込む形で収まっており、かつ曲線を多用した綺麗なフォルムに仕上がっております。
もちろん、オリジナルのサブセット(呼び鈴ボックス)も付属しております。この "サブセット" は販売当時も本体とペアで販売されていたモデルとなるのですが、現在では、その(ダイヤル付きの)本体よりも廃棄されてる確率が高く、こちらも大変希少です。本体のようなオリジナル段ボールは付属しておらず、ペーパーに包まれていただけですので、基本的に未使用品のデッドストックですので大変綺麗なコンディションです。
このサブセット、通常の設置方法では本体(受話器 + ダイヤル)を卓上、サブセットをその近くの壁か、デスクの側面に設置して使用しますが、特に壁でなくても構いません。
コンディション詳細に関しましては後述致しておりますが、末端、つまり最後のケーブルであるモジュラーケーブルのみビンテージモデル・リプロとなりますが、それ以外は全て当時のデッドストック、他の配線ももちろん劣化は無く雰囲気は当時のまま。
本体は本来ダイヤル無しモデル(交換手タイプ)でしたが、この本体に合わせ1930〜40年代のデッドストックをご用意いたしました。ダイヤルは1930〜40年代の箱付きデッドストック、未使用の物となります。(*元々付いていたダイヤル部を埋めるパーツは未来永劫必要無いかと思われますが、せっかくですのでお付けいたします)
‥以上、"現代の新品” と見まごうほど、と言いますか "当時の新品のまま" のスーパー・パーフェクト・コンディションです。
ただし、
*経年保管程度のごくごくかすかな塗装剥げ、スクラッチ傷はご容赦ください。
*このページ最下部に添付している "分解後の内部画像" も併せてご参照ください。
(アップ画像で、本体表面に沢山ある白い繊維状の付着物は、ソフトティッシュで拭いた際の残り、つまり小さなホコリです。。)
今日では、携帯電話 → 携帯電話の通話が一般的になり、あまり使用されなくなってきた感のある固定電話ですが、世間体的( = 信頼性)、通話料的になかなか生活から排除できません。
そんな、滅多に使用しない(??)電話だからこそ、デザイン重視で、インテリアとして選びたい所なのですが…
困った事に今回の電話、理由は後述してますが "普通の電話" として実用可能な状態の電話となっております。
(すごく厳密に言うと… )デジタル通話の品質に慣れ過ぎている方、音関係のお仕事をされてる方からすると、少しは劣る点が見つけられるのかもしれませんが、受話器のマイクもイヤホンの音量も現代の電話と同等レベルに十分ございますので、一般の方でしたら、これがアンティークの電話であることに気づかないほど普通に発着信&会話が出来ます。電話のルックスも考えるとお店を経営されているの方などにも良さそうですね。
発信時はこれから話す相手を思いながら『ジーコ!… ジーコ!… 』とゆっくり贅沢に時間を使ってダイヤル。
そして、着信時はノスタルジックな音で『ジリリリ〜ン!! … ジリリリ〜ン!!』と、 "渋く"、そして "太く" シッカリと鳴り響きます。
※注意 ナンバーディスプレイ契約ありの場合 の鳴り方は…
始めに『ジリン!ジリン!ジリン!… 』とテンポ良く6回ほど鳴った後に一呼吸置いてから…
『ジリリリ〜ン!! … ジリリリ〜ン!!』と、通常のロングバージョンに切り替わるのですが、ロングバージョンに切り替わる前に取ってしまうと切れてしまいます。 …ですので、ゆっくりと電話に向かいましょう。
◆SIZE◇
受話器を置いた状態の本体【H:13.5cm × W:22cm(←受話器幅) × D:12.5cm(←底の直径)】
壁に設置した状態のサブセット【H:18.5cm × W:14.5cm × D:5.5cm】
総重量:約3.4kg
◆Technical Details & Condition◆
まずはボディのご説明です。
主に鉄製で、他、受話器ホルダー部などは(重い鉛系の)合金製。
このボディの仕上げはオリジナルとなりますが、おそらくパウダーコーティング(粉体塗装)のような強固な塗装にて全体を塗装されておりますので、漆黒のボディーは、"しっとり" とした、非常に高級感のある照り感となっております。
経年保管程度の小傷はあるものの、非常に極上のコンディションを保っており、爪や軽硬度の棒などでこすっても剥がれたりなどしない強い塗装となります。
受話器はオリジナルのままで、【Western Electric】社の受話器である "E1モデル" の "後期" モデルとなります。耳にあてる部分の内側(円形)や、中央の【Western Electric】の刻印が雰囲気いいですね。
ブラック・ベークライト製で多様な曲線を持つデザインなので、 >> "初期モデル" は型取りの際の "接合部" が綺麗にスムージングされており、別名 "シームレス(継ぎ目無し)受話器"と呼ばれておりました。今回の後期モデルは "後期" なりの改良があり、型取りの継ぎ目を隠すことなく、逆にデザイン化されており、この曲線豊かな受話器にピシッとした印象を与えております。何れにしても、この受話器一つとっても当時のデザインに対するこだわりを強く感じます。
もちろんこちらは塗装物ではない為、"再ポリッシュ済み" …と言いたいところですが、一切なにも施していない完璧オリジナルで、この綺麗なコンディションです。(保管の小傷がかすかにある程度)
また、最下部でお分かりになります通り "マイク” や、"イヤホン" もくすみのない完全未使用のピカピカ新品のままです。
付属しているコード類は先述しております通り、モジュラーケーブル以外は全て1930年代オリジナルのままとなります。受話器〜本体のケーブルはオリジナルのまま、深〜い焦げ茶色の "布巻き" コード(120cm)です。もちろん劣化は無く雰囲気も当時のままですが、さすがに80年も保管されていたので、保管時の "曲げ癖" がございます。ただこれは、使用していくといずれ緩んでいくかと思います。
そして、本体からサブセット(呼び鈴ボックス)を繋ぐ深〜い焦げ茶色の "布巻き" コードもオリジナルのまま(長さは165cm)となります。末端、つまり最後のケーブルである(アメリカ製ヴィンテージモデル・リプロの)モジュラーケーブルの方も、日本で一般的な【RJ-11】規格でほぼ同じ焦げ茶色の布巻きのケーブル(長さは190cm)となります。(もちろん、ご購入後はパチンと差すだけです)
各コードの長さは、上記の通り十分に取っておりますので、設置の際や使用の際に、長さが足りずに困ることはまず無いかと思います。
また、卓上設置時に設置面に傷つけないよう底(シャーシ)の部分には、当時のオリジナルのまま "本革" のスウェードレザーに張り替えられております。こちらもかすかな保管すれ等はございますが、ちゃんと柔らかくしなりのある極上コンディションとなります。
この "焦げ茶色の布巻き" コードに合わせ、全てのカラーを統一してあるというだけで雰囲気が倍増しますが、‥やはり、スウェードレザーの肌触り、高級感も良いですね。
今回の本体は、本来は "ダイヤル無しバージョン" でしたが、今回の販売に合わせ当時のオリジナルをデッドストックで仕入れました。本来このダイヤル部分にはめられていた "ブランクパーツ" も一応付属させていただきます。
ダイヤルの "回す部分" は、"ソリッドブラス" に黒塗装。この後に変わる "鉄のプレス" 製などに比べて回す感覚が重厚な感触となります。
こちらもオリジナルのままの塗装で、おそらく本体と同じであろうパウダーコーティング(粉体塗装)のような強固な塗装、非常に綺麗な状態です。もちろん回転自体もメリハリがありスムーズ、かつメカニカルで重厚な "ジャーッ!ジャラジャラジャラジャラジャラ! (←戻り音)" といった感触&音ですので、いつまででも回したくなります。
その内部の、数字&アルファベットが書かれた "白い" ダイヤルプレートも当時のオリジナルのデッドストまま、傷一つない大変良好なコンディションです。
こちらの素材はホーロー製(ガラス繊維の入った塗装 - 焼き付け塗装)で、古〜いバスタブやキッチン用品などと同じ製法です。 "1"の部分には他に何も書かれておりませんが、消えたのではなく元々 "1" だけです。
そして、このダイヤル中央に金属枠ではめられている【THIS IS TELEPHONE ... 】カードは、当時存在した中でも特に珍しいデザインで、 >> コチラ の "リプロ" とも色や雰囲気が異なりますので、多少の表面ダメージはあるもののオリジナルである可能性が高いです。
当時のアメリカの電話番号は3桁〜4桁程度なので、中央の "記入欄" に現代の日本の電話番号を当てはめるのは少しバランスが悪くなるかと思いますが、お店のオーナーさんなどでしたら屋号などを "スタンプ" するなどするとかっこよさそうですね。(当時もアルファベットでダイヤルできた為)
‥ですが、 "スタンプ" のチャンスは1度のみとなります。
デザイン性が高いので、無記入のままでもよろしいかとも思いますが、もし記入をされる方。このダイヤルカードの取り外し方は、カードのリング枠の上部側面が "内部爪" 式となっておりますので、ここを(傷が付かないような)先の尖ったもので軽く押すと『パコンッ!』とリング枠ごと取れます。
サブセット(呼び鈴ボックス)はカバー部分のボックスが黒いベークライト製で、基本的に未使用品のデッドストックですので大変綺麗なコンディションです。向きは上下左右どちらに向けても使用可能です。画像上の上部に入った【Western Electric】の刻印が雰囲気いいですね。
他、全て鉄製で、(経年保管程度の小傷はございますが)新品同様のコンディションです。
ベル音量に関しましては内部の2個のベル、そして、その中央にある "振動式ハンマー" で調整可能ですが、現状はベルの "二重奏" で鳴り響きます。
恐らく音量は最大に近いのですが "うるさい" 感じではなく、ノスタルジックな音で "渋く"、そして "太く" シッカリと鳴り響きます。
もしアナログ的な作業がお好きな方であれば、正面のビスを1点緩めるとカバーを開けられますので、この "振動式ハンマー" にビニールテープ等を巻けば、『カタカタカタ… 』と簡単にほぼ無音に出来たり、2個のベルのわずかな配置調整で、1個だけベルを鳴らして、比較的 "澄んだ綺麗な音" にする事も可能かと思います。
(搬送中に各ベル位置がかすかに動いてしまう場合が稀にございますが、もしそういったことが生じた際にこういった簡単作業をご自身で行える方のみご注文ください。)
‥以上、上記で述べた各レストアの際に、日本国内で使用が出来るように内部パーツの一部を交換&調整済みなので、現在、アナログ電話回線であるダイヤル回線(ダイヤルパルス方式)を利用中の方は、 "回線種別の変更" をせずに、そのまま差し替えるだけで使用出来るようになっております。
また、アナログ電話回線のプッシュ回線(ダイヤルトーン方式)を利用中で "回線種別の変更" をする気が無い方 でも発信を除く受信&通話は可能です。
‥なので、この場合は >> 分配アダプタを使用し、発信&FAX受信は現在お使いの電話。"受信による通話" にこの電話を…
(*相手の電話番号検索はいつもスマホ の方であれば、受話器に近づけて音でダイヤルする為の "アプリ" を利用する)
(*上記プッシュ回線&アプリは試してませんが 恐らく 問題無しです)
基本的にはISDN回線以外の、"アナログ電話回線" や、"IP電話" などの電話回線であれば、そのまま使用できるかもしくは、簡単でお金要らずな "回線種別の変更" 程度で使用可能になると思いますので調べてみてください。
◆ 一般的に "IP電話" と言われているNTTの "ひかり電話" の場合 ◆
(お持ちのアナログ電話回線の番号を引き継ぎ可能 or 新規の場合も地域ごとの市外局番が割り当てられます)
これは、ダイヤル回線とプッシュ回線の両方に常時・同時に対応してる最先端かつ最も安価なサービスです。 なので、>> こちらの分配アダプタ か、>> こちらの2m 延長 + 分配ケーブル を使用すると、最新FAX電話機を接続 & それは隠し気味で… インテリア(実用)としてこの電話を出しておくなど便利な使い方も出来ます。 (ただし、一回線を共有しているため、FAX電話機にて電話をかける際はON/OFF時に『チン!』と共鳴する場合もございます。) その他、ひかり電話ルーターには基本的に電話機ポートが2基備わっているので、月額たった100円(税抜)の追加番号サービス "マイナンバー" を利用し、電話番号とFAX番号とを分けて使用する、最も簡単な方法もございます。 |
☆