1930's "E.K.Cole" Bakelite Desk Lamp
商品詳細
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1920年代からベークライト製品であるラジオやテレビなどを、ドイツのデザイナー(Christian Dell)などと共同で生産していたイギリスの会社【EKCO】製の総ベークライト・ランプです。
【EKCO】社がイギリスで取得したライセンスのもと、チェコスロバキアの "ESC"【"Elektrotechnický svaz Ceskoslovenský" = "チェコスロバキアの国際電気協会"】に委託して生産を行なっていたランプようです。(‥たぶんです)
そして、輸出先の国は使用する電球が "E26口金電球" となっている事から、恐らくドイツあたりの国だったのではないでしょうか。
この "ESC" は他に、現在の日本でも人気のドイツ製ランプメーカー【Kaiser】【Kandem】【Midgard】などの生産も当時は請け負っていたようです。(‥たぶんです)
以上のように、ドイツとのつながりもある生産元ですので、全体的に丸みを帯びたスッキリとしたドイツっぽいフォルムを持った珍しいデザインです。恐らく1930年代頃の物かと思います。
画像を見る限り小振りのかわいらしいランプに見えますが、なかなかでかいです。
電球は付属致しませんが、日本製のごく一般的なE26口金電球で、60ワットまでのかなり明るい電球まで使用出来ます。
全て焦げ茶色のベークライト製で、当時としては最新の高級素材(樹脂)であるベークライトを全てに使用したランプですが、この素材は一度劣悪な環境で長期保管されてしまうと、劣化を起こしてしてしまい、ボソボソとした表面になったり、場合によっては簡単に割れたりと、二度と元には戻らない素材ではございます。
ですが、今回のランプは後述しているコード&プラグ以外は、スイッチも含めて全てオリジナルのまま、そして最後の画像で示した "かすかな" クラック以外は特にダメージというダメージは無く、非常に艶やかな地肌を保っています。また、このクラック自体も今後の通常使用で広がったりするようなものではございません。
造りも現在でいう所の "プラモデル" 的な組み立て方式ですが、非常にパーツ数が少ない上、ランプとしては非常に高機能な機構を持つ、当時としては斬新な設計&造り方です。
そして、各内部の造りは、逆に現在では思いもつかないような構造で、ベース内部には画像の通り重心を保つための分厚いスチールプレートが取り付けられておりますが、興味深いのは、そのアームの可動部分で、なんと天然木にバネが埋め込まれ、アームとの接点部にはレザーが貼られております。このため、なんとも "しっとり" とタイトな感触でアームの角度を変えられます。
また、シェード部分は開けておりませんが、こちらの内部も恐らく同じような機構のようで、さらにボールジョイントとなっておりますので、上下左右に好きなように動かせます。(画像をご参照ください)
ですので、照射範囲はかなり広く、使用に際し照らせない場所があって困るなどということはございません。
コードはオリジナルではございませんが、渋いベージュの平形コード(約140cm)に取り替えられており、アンティーク感のある >> 布巻きのツイストコード 等を使用するよりもモダンな印象でしたので、コードはそのままにプラグのみを、アメリカ製の1930年代頃のリプロである "リブ柄" の、そしてボディと同色のこげ茶色の物に取り替えておりますので雰囲気はバッチリかと思います。
◆SIZE◆
TOP画像の状態で高さ約36cm。
シェード直径 16.5cm。 ベース直径 22cm × 14cm。
☆
1920年代からベークライト製品であるラジオやテレビなどを、ドイツのデザイナー(Christian Dell)などと共同で生産していたイギリスの会社【EKCO】製の総ベークライト・ランプです。
【EKCO】社がイギリスで取得したライセンスのもと、チェコスロバキアの "ESC"【"Elektrotechnický svaz Ceskoslovenský" = "チェコスロバキアの国際電気協会"】に委託して生産を行なっていたランプようです。(‥たぶんです)
そして、輸出先の国は使用する電球が "E26口金電球" となっている事から、恐らくドイツあたりの国だったのではないでしょうか。
この "ESC" は他に、現在の日本でも人気のドイツ製ランプメーカー【Kaiser】【Kandem】【Midgard】などの生産も当時は請け負っていたようです。(‥たぶんです)
以上のように、ドイツとのつながりもある生産元ですので、全体的に丸みを帯びたスッキリとしたドイツっぽいフォルムを持った珍しいデザインです。恐らく1930年代頃の物かと思います。
画像を見る限り小振りのかわいらしいランプに見えますが、なかなかでかいです。
電球は付属致しませんが、日本製のごく一般的なE26口金電球で、60ワットまでのかなり明るい電球まで使用出来ます。
全て焦げ茶色のベークライト製で、当時としては最新の高級素材(樹脂)であるベークライトを全てに使用したランプですが、この素材は一度劣悪な環境で長期保管されてしまうと、劣化を起こしてしてしまい、ボソボソとした表面になったり、場合によっては簡単に割れたりと、二度と元には戻らない素材ではございます。
ですが、今回のランプは後述しているコード&プラグ以外は、スイッチも含めて全てオリジナルのまま、そして最後の画像で示した "かすかな" クラック以外は特にダメージというダメージは無く、非常に艶やかな地肌を保っています。また、このクラック自体も今後の通常使用で広がったりするようなものではございません。
造りも現在でいう所の "プラモデル" 的な組み立て方式ですが、非常にパーツ数が少ない上、ランプとしては非常に高機能な機構を持つ、当時としては斬新な設計&造り方です。
そして、各内部の造りは、逆に現在では思いもつかないような構造で、ベース内部には画像の通り重心を保つための分厚いスチールプレートが取り付けられておりますが、興味深いのは、そのアームの可動部分で、なんと天然木にバネが埋め込まれ、アームとの接点部にはレザーが貼られております。このため、なんとも "しっとり" とタイトな感触でアームの角度を変えられます。
また、シェード部分は開けておりませんが、こちらの内部も恐らく同じような機構のようで、さらにボールジョイントとなっておりますので、上下左右に好きなように動かせます。(画像をご参照ください)
ですので、照射範囲はかなり広く、使用に際し照らせない場所があって困るなどということはございません。
コードはオリジナルではございませんが、渋いベージュの平形コード(約140cm)に取り替えられており、アンティーク感のある >> 布巻きのツイストコード 等を使用するよりもモダンな印象でしたので、コードはそのままにプラグのみを、アメリカ製の1930年代頃のリプロである "リブ柄" の、そしてボディと同色のこげ茶色の物に取り替えておりますので雰囲気はバッチリかと思います。
◆SIZE◆
TOP画像の状態で高さ約36cm。
シェード直径 16.5cm。 ベース直径 22cm × 14cm。
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