1910-20's "O.C.White" Brass Telescopic Desk Lamp

1910-20's "O.C.White" Brass Telescopic Desk Lamp

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SOLD OUT

商品詳細

1910〜20年代頃のアメリカ【O.C.White】社製ブラス(真鍮)デスクランプです。
今回の物は、中でも古いモデルのようで、ベースが真鍮製ではなく鉄製です。
基本的に経年劣化が否めないパーツ以外はほぼ100%オリジナルの完品です。あらゆる可動部も良好で、使用感以外はダメージというダメージも無く、全体的にまずまずのコンディションです。

シェードはブラス製でリブライン付き。刻印が無いのですが、このシェードはこのデスクランプに付いてる物しか見た事が無いので、たぶん O.C.White社 のオリジナルなのではないでしょうか。
ソケット&コンセントプラグは真鍮製【WEBER】社製の物で、ON/OFFパドルスイッチ付き。もしかしたら交換されているかもしれませんが、ぴったりな経年変色具合を見ると... オリジナルっぽいです。

O.C.White社の特徴でもあるナックルパーツもキャストアイアン(元々はメッキ仕上げ)で出来ており、まずここでアームの角度&つかみの長さ調整が出来ます(付け根は360°回転可能)。
アーム部分は全てブラス製。アーム自体がテレスコピック機構(内部にテンション機能)で約20cm伸縮します。

ソケット付け根の関節(ウイングナット)は約300°程の範囲で角度調整可能。
裏側に凸付き皿バネワッシャー付きなので、本来は片手で角度調整が可能ですが、現在付いているボルトに対しワッシャーの穴の径がわずかに大きいので、もしかしたら同社のウォールランプなどから移植したのかもしれません。
その為、ボルト軸の凸とワッシャー内部の凹が引っ掛からず、たまにボルトの空回りを軽く抑える必要になるかもしれなせんが "皿バネワッシャー" なので、一旦キメるとその後は何度角度を変えてもなかなか緩みません。
とにかくアームの動きは自由度が高いので、例えばTOP画像の状態から向きを正反対にする事も可能です。

最初にも述べましたがこのランプは中でも古いモデルのようで、ベース部分は通常キャストアイアン(鋳造)にブラス製のカバードですが、それらとは異なりカバー部分も鉄製で、リブラインが多く、入り方も深く、さらに下部に【 THE O.C.WHITE CO ー ... 】と、当時らしいフォントデザインで刻印が入っております。ベースはアイアン製プレートなのですが、内部にはたぶんセメントが充填されている数少ない古い造りのモデルです。
ですので、その後の、中身が全てアイアン製のモデルよりも質量の違いで総重量から見て1kgくらい軽く、2枚目の "可動範囲画像" で示しました、アームを "最長で水平”にすると少々不安定になりますが、この "最長で水平”の状態から5センチほどアームを縮めるか、アーム角度を10度ほどあげるとシッカリ安定する感じです。
いずれにしてもこの不安定と示した位置では、角度的に実用的ではなさそうですよね。

また、この鉄製ベースの表面の処理は、残存部分を見るとたぶん元々はナックルパーツ部分に合わせた色のメッキ仕上げだったようですが、剥がされてポリッシュされております。
ですので、アームとの素材が異なりはしますが(真鍮の経年変色 + 汚れや擦れ等) & (ポリッシュ後の古い鉄の荒々しい表情)で雰囲気はほぼ同じな感じで、異素材感は無く、画像の通り渋い印象同士でマッチしているかと思います。
元々古い黒鉄ですので赤サビは発生しずらいのですが、万が一気になってきても【CRE-556】などのメンテナンス用機械油を付けたテッシュなどで軽く拭く程度で現状のコンディションを保てるかと思います。

電球は付属致しませんが、口金サイズは日本でごく一般的なE26サイズです。
配線は>> コチラ << のコットン製・ダークブラウンを3メートル使用しましたので、アーム最短時の配線出口から260cm、アーム最長時で240cmの長さがございます。

◆SIZE◆
TOP画像の状態で卓上高約53cm。
最高卓上高(シェード部は直角)約65cm位まで伸びます。
テレスコアーム全長(ソケット付け根まで)32cm〜52cm
シェードのみ 直径17.5cm × 深さ9cm
ベースのみ(ナックルパーツ上部まで) H:14cm×W:16cm
総重量約3kg

商品詳細画像 ↓