1930's "Extension Cord" Bakelite Outlet with SWITCH

1930年代頃のベイクライト製延長コード "兼" ON/OFFスイッチです。全て焦げ茶のベイクライト製。プラグも同系色のオリジナルです。
延長コードでありながら、ON/OFFスイッチが付いておりますので、2枚目の参考画像の様に遠隔操作の為に使用することもができ、本体裏の分厚いスチールカバーには引っ掛け穴もございますので、壁掛けも可能ですが、1点留めのためON/OFFは本体を抑えながら行って下さい。
常にスイッチをONにしておくのであれば、ちょっとゴツい延長コードとして、シンプルな役割になります。

本来は12時間タイマー付きで、時間になるとOFFになる製品だった様ですが、タイマーのON/OFF機能の使い方がややこしく、常にONの状態から解除出来ず（壊れてた？）、無駄にカチカチ音がしていたのでタイマー機能は潰してあります。
その名残でスイッチのOFF時にタイマーが戻る『ジ〜ッ』と一瞬ギア音が鳴りますが、これはこれで古い雰囲気が残っていて良いと思います。

コードもレーヨン巻きのオリジナルのままで、2m70cmの長さがございます。レーヨンのわずかなほころびはございますが、こちらも非常に良いコンディションです。
内部の2線はさらに黒地 × 赤い点の柄モノ "コットン布巻き" コードですので、レーヨンがさらにほつれてきた場合は、綺麗に剝いて、2線の状態にした後にツイストしても良さそうです。
但し、古いものですので極端な"曲げ" や "踏み"は避けて下さい。