1910's Wood Handle "Clothes-Line" Reel

1910年代頃の室内干し用、リール式洗濯紐です。
両側面は総エンボスマークで、キャストアイアン製クランクに木製グリップが付いたハンドルです。
洗濯物を室内干しする為の製品ですが、写真などのディスプレー用としても使えそうですね。

ボディーはスチール製で、オリーブグリーン仕上げです。
画像の様にサビが多く出ておりますが、これはこれで良いヤレ感です。恐らく、うす〜くクリアスプレーでコーティングしてあるようですので、この雰囲気をずっと維持出来るかと思います。

本体を柱などにビスで打ち付け（2点留め）て固定し、必要な時だけコットンロープを引っ張り出して、別途壁などに設置したフックに引っ掛けてセットします。ビスとコットンロープを引っ掛ける為のフックは付属致しませんので、適当な物をご用意下さい。

このモデルは古く、ハンドルロックが付く前のモデルの為、多少面倒ですがロープの長さ（先端部分で余分を結ぶなどして）でテンションを調整するしかございません。
ロープはオリジナルで、ループ状になっておりますが、そのまま一直線で190cm（一周3m80cm）ほどです。
二重のまま一束で伸ばして引っ掛けたり、最後の参考画像のようにループを広げて使用したりと、色々な使い方が出来ます。
経年の変色や、わずかなほころびはございますので、本格使用される方は手芸屋さんなどで交換用ロープを購入して下さい。（サイドの割ピンを外すと簡単に解体できます - 最長で片側5m（一周10m）くらいはいけそうです）